さわらの観劇ダイアリー

私が勝手気ままに舞台について喋るブログです。

演劇

脚本・演出家以外の推し裏方の話

いきなりですが、下記の記事を2ヶ月ほど前に読んだのが今回のキッカケです。 https://note.com/nevula_prise/n/n0238e9145e85 舞台美術についての定義もきちんと書かれており、このブログを書いた劇団肋骨蜜柑同好会の水口昴之氏の好きな舞台美術家さんが掲…

ロルカまたはダリをモチーフにした海外戯曲(舞台)まとめ(2023年5月6日追記)

Hola〜!! 色々(※1)あって、ロルカとダリとブニュエルの史実を漁り込んだ結果、彼らの関係性ってなんだよ…と頭を抱えた方はさぞ多い事でしょう。そして、調べていくにあたって、数々の彼らをモチーフにした作品を目の当たりにします。「Little Ashes(邦…

劇団印象『藤田嗣治〜白い暗闇〜』

セルフアドベント企画「観劇感想アドベント』 5日目 劇団印象『藤田嗣治〜白い暗闇〜』 2日目に取り上げた劇団印象の「国家と芸術家」三部作公演第一弾の作品です。 5日間で2つの劇団右往左往してますが、前日の戯曲に描かれた要素の一要素を繋げて書くとい…

パラドックス定数『プライベート・ジョーク』

セルフアドベント企画「観劇感想アドベント」 4日目 パラドックス定数『プライベート・ジョーク』(2020) 去年の無料配信後、パラドックス定数の最新公演があるとのことで自分が観に行ける日を全部注ぎ込んで観た作品です。 なにが、そこまで狂わせたんだ?と…

パラドックス定数『Nf3Nf6』

セルフアドベント企画「観劇感想アドベント」 3日目 パラドックス定数『Nf3Nf6』(2018) 3日目は私の観劇人生を狂わせた舞台の話をします。 【あらすじ】第二次世界大戦終戦末期、とある収容所の一室。 かつては共に大学で論文を書いた二人が、ひとりはナチス…

劇団印象『エーリヒ・ケストナー〜消された名前〜』

セルフアドベント企画「観劇感想アドベント」 2日目 劇団印象『エーリヒ・ケストナー〜消された名前〜』 2日目です。早くも残業まみれで挫折しかけてるけど自分用に書き留めたいので、頑張ります。 なぜこれを選んだかというと、1日目に記載した『アルトゥロ…

アルトゥロ・ウイの興隆(1日目)

セルフアドベント企画「観劇感想アドベント」 1日目 『アルトゥロ・ウイの興隆』 1日目なので、私の中で1番ホットな舞台を取り上げることにしました。 舞台は不況にあえぐシカゴ。そこで、1人のギャングが暴力的な支配力を以って強大な支配者へとなっていき…